まず、ピロリ菌とはなにか?
正式名称は、「ヘリコバクターピロリ」と言います。
胃がんや胃潰瘍のもとです。
『ピロリ菌はどのようにして胃の中に入るのか?』
日本では年齢とともにこの細菌を持っている人が増えてます。
40歳以上では約75%の人が持っていることになります。
人から人への経口感染(口から口)がほとんどで、
家族内での母親から子供への感染(一度口に入れたものなどを与えるなど)が主体と言われています。
このようにほとんどが子供の時に感染します。
しかし、たとえ感染しても大半は病気にはなりません。
また生活環境の進歩、生活習慣の変化とともにこの菌を持っている人は減少しています。
しかし、ゴキブリがピロリ菌を運んでいる可能性が指摘されていますので、
小さな子供のいる家庭では、台所を清潔に保ち、ゴキブリの駆除を心がけることが大切です。
一方、内視鏡検査を介した感染が問題となっていましたが、
消毒方法の改善により感染は少なくなってきています。
他、性行為による感染は否定的ですが、ペットからの感染についてはまだまだ検討が必要なようです。
『ピロリ菌の感染経路』
・ 口−口感染(歯垢やだ液からピロリ菌が検出された)
・ 糞−口感染(ふん便からピロリ菌が検出された)
・ 飲料水からの感染(海外で水道水からピロリ菌が検出されたところもある)
・ 動物を媒体とした感染(ハエ・ネコなど)
・ 内視鏡を媒体とした感染
現在明らかにされているのはこの5つです。
実は私もピロリ菌に感染しています。
一度、十二指腸潰瘍にもなりました。
普段の生活でも、ちょっとしたことですぐ腹痛を催します。
あまりに頻繁に痛くなるので、ピロリ菌除去を試みました。
除去の方法は、一週間薬を飲むという方法です。
しかし、その甲斐むなしく除去されていませんでした。汗
人によって成功する場合としない場合があるそうです。
除去できない場合は別の薬を飲んで、再度挑戦します。
私はまだ若いというのもあり、断念しました。汗
もう少し大人になったらまた除去しに行く予定です。